増える歯医者
ホームページの中には過剰な情報も多くあくまで参考にする程度が良いと考えるのですが、反対に今から世の中では魅力ある情報を発信出来ないような歯科医院は自然淘汰される時代になってくると思っているのです。
歯科医師数が増えるということは、その分１歯科医院当たりの患者数が減ることになるのです。
歯科医過剰なのは、歯学部は個人病院をするとなると歯科しかないからだと思うのです。
医学部だと、内科、外科、眼科・・・と進む道がたくさんあるのでそこで人数が振り分けられるんだと思うのです。
タウン情報誌については、取材によるものと、医療機関がお金を払って宣伝に使っているものがあり、これも、全てを信用するのは避けた方が良いと思うのです。
歯科医院側としては医院経営のためにも収入を減らすわけにはいかないようですので、どうにかして患者単価を上げる必要性が出てくるのです。
歯科医院の開業には場所の確保や高度な医療機器の購入などにかなりの先行投資が必要で、開業当初から常時ある程度の患者がつかない限り、その回収は容易ではないのです。
お米一つをとっても、この米はおいしいと思うのには個人差があるように、患者さんと歯科医の相性というこれまた微妙なものがあり、つまりは技術的に如何に優れていようが、１００人の患者さんに対し８０人が認める名医がいても、１００人全員を満足させる名医は存在しえないと思うのです。
本当は保険で治療が出来るのに、保険では治療が出来ないと言って保険外治療を勧めたり、やってもいない治療の代金を請求するというようなことを行う歯科医院が増えることが考えられるのです。
歯科医師過剰問題が深刻さの度合を深めているのです。
歯科医師の総数規制が論議され、歯科大学の定員削減や、国家試験の合格基準引き上げが行われているようですが、さらに進んで大学の統廃合等により歯科学生の絶対数を減らそうとの動きもあるのです。
開業３年目で約３０％の歯科医院が経営的危機、もしくは医院閉鎖の憂き目を見ているので、勤務医としての仕事口が見つかればまだいい方で、年収３００万円に満たない歯科医師も約２０％にのぼるという状況となっているのです。
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